食べすぎの代償

疲れがなかなか取れず、同時に慢性的な肩こりに悩まされている方も多いのではないでしょうか。

その原因はいろいろありますが、今日は、「 食べ過ぎによる代償 : 内臓疲労からくる肩こり 」 についてお話していきたいと思います。

食べ過ぎた後、頭がボーッとして眠くなったり、体がだるくて疲労を感じたりすることはありませんか?
内臓の中でも特に胃や膵臓や肝臓に負担をかけます。
(1)胃は胃酸を大量に分泌するため胃が荒れやすくなります。
(2)膵臓は食べ物の中でも糖質を多く摂取すると、血糖値を下げるホルモンを大量に分泌するため必要以上に働くことになります。
(3)肝臓は胃や腸で分解、吸収された栄養素を利用しやすい物質にして貯蔵します。必要以上のエネルギーを摂取すると、肝臓に脂肪が多く蓄積し、お酒を飲んでいる場合は解毒する機能の低下の原因にもなります。

そのため食べ過ぎたり飲み過ぎたりすると、内臓に大きな負担がかかります。内臓には多くの血管やリンパ節が密集しているため、内臓の機能が低下して血流やリンパの流れが悪くなり、この内臓と関係の深い筋肉が固まってしまうのです。

その結果、肩の筋肉の血流も悪くなり、肩こりを引き起こしてしまいます。

その対処法として
● 食べた分のエネルギーを、ウオーキングなど軽い運動をして消費していきましょう。

● 食事は身体に負担かからないように、腹七分を摂りましょう。

● つい間食してしまう甘いものなどの糖質を少しずつ控えるようにしていきましょう。ちなみに甘いものは、内臓に負担をかけて体を冷やしてしまうので気を付けてください。

● 味の濃いものは食欲を必要以上に増進させて食べ過ぎてしまいまうので、できるだけ避けたほうがいいです。

【 ツボ押し : 足三里 】
膝のお皿の下で、外側のくぼみに、人差し指から小指4本分下のところにあります。

このツボは、食欲や消化をコントロールします。胃腸症状、肩こり、疲労回復などにも効果があります。
日頃から感じる身体の不調もツボ押しするだけで、驚くほど改善することもあります。ツボを通じて自分の身体と向き合うきっかけになればと思います。

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