パソコン、スマートフォン、タブレットなどの長時間使用による目の使い過ぎで目や肩の疲れを感じている方、多いのではないでしょうか? きょうは 「 眼精疲労による肩こり 」 についてお話していきたいと思います。 肩こりと共に発生しやすい症状としては挙げられるのが「 眼精疲労 」です 眼精疲労とは、目を使う作業を日常的・長時間に渡りおこなうことにより目の痛みやかすみ、充血など様々な症状が出ることをいいます。
ひとつの画面をずっと見続けることや、メガネの度が合っていない、ブルーライトや紫外線の影響、ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れなどは目を疲労させる要因になります。 そして、これが続くと慢性的な目の疲労が定着し、目の症状だけでなく、肩こりも含めた全身の疲れを伴う眼精疲労を引き起こすことがあります。 眼精疲労になるとかすみ目になるので、物をよく見ようとしてパソコン画面に近づき過ぎて不自然な姿勢になります。その状態を長く続けることで首から肩に負担がかかり血行不良となって肩こり・頭痛を引き起こす可能性があります。 また、目を使い過ぎて視力が低下すると目をこらして物を見る必要があり、そうすることにより前のめりの姿勢や目と目の周りの筋肉を長時間緊張させた状態にしてしまい頭痛が起きてしまいやすくなるのです。 症状が進行する前に、セルフチェックで眼精疲労だと感じたら医療機関を受診するのもひとつの手段です。
眼精疲労を緩和の為のセルフケア
(1)マッサージをする 入浴後に頭や目の周りをよくマッサージしてください。
(2)ぐるぐる眼球回転体操 目を大きく見開いた状態からぐるりと眼球を回しましょう。時計回りと反時計回りを 2~3周ずつやったら、目を閉じて休ませてください。
(3)まぶたを温める 多くの血管が張り巡らされている”まぶた”に 40度前後の蒸しタオルのせて、加温しましょ う。
(4)目を大きく広げるストレッチ 目の上下左右を動かすように眉毛(上を見るとき)と鼻(下を見るとき)と耳(左・右を見るとき)を意識して2~3秒、大きく目を開けて目の周りの筋肉を伸ばします。
眼精疲労を放っておくと肩こり以外にも、頭痛、吐き気、胃痛、イライラ、などに発展する場合もありますので、早めに対策をとることをお勧めします。